まいど、綾川町で商いやらせてもろうてます米屋です。
このたび、お隣の坂出の町から、とても素敵なご縁をいただきまして。
医療法人然さま(みのりクリニックを運営されております)のグループで、 「NPO法人然るべき人生をつなぐ会」さんが開催されております
「地域食堂やなぎにかえる」。
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こちらで
子どもさん向けの五平餅づくりを
させていただきました。
最近はですね、
若い方のお米離れが進んでおりまして。
米屋としては心配なところなんです。
ところがですね。
会場に着きましたら、
10人の子どもさんが
目をキラキラさせて待ってくれてまして。
炊いたお米をこねこねする作業から始めたんですが、
最初は遠慮がちだった手つきも、
だんだん大胆になってきましてね。
「わぁ、お餅みたい!」
「くっつきすぎちゃった!」
元気な声が飛び交う中、
親御さんらにも
お米のお話をさせていただきました。
実はですね、
お米の消費量って、
この50年でガクンと減ってまして。
米穀店の数も、
30年前の半分以下になってるんです。
でもね。
今日の子どもさんらの様子を見てましてね。
「お米でこんなおやつができるん!?」
って目を輝かせる姿に、
なんだかホッとしたんです。
私ども米屋にできることって、
お米を売るだけやないんです。
日本の大切な食文化を
次の世代に伝えていく。
それも私どもの務めかなと。
こうして地域の皆様と一緒に、
お米の素晴らしさを分かち合える。
そんな機会をいただけるのは、
本当にありがたいことです。
焼きあがった五平餅を手に、
みんな笑顔で帰っていかれました。
この笑顔があれば、
お米の未来も、
まだまだ捨てたもんやないな。
そう思える、
うれしい一日でした。
これからも、ここ香川に居を構える米屋として、
できることを
一つひとつ
やっていけたらと思います。
ご縁いただいた「然るべき人生をつなぐ会」さま 当日、ご参加くださった皆様
ありがとうございました。
ご贔屓に
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